新幹線に乗った時のエピソード

最近公共の乗り物内での子供の泣き声が、物議を醸しています

最近公共の乗り物内での子供の泣き声が、物議を醸しています。私は子育てを経験した立場から、ある程度寛容な考えではいますが、親のしつけが悪いと思うような場面もよく見ます。また、その逆もあって、最近新幹線でそんな体験をしました。

京都から乗った二人掛けの指定席には、既に窓際に赤ちゃんを抱いた若いお母さんが座っていました。
夏だったので私はサングラスをかけ、最初に軽く会釈した後は読書していました。
まだかなり小さいと思われる赤ちゃんは、案の定ぐずぐず言いだして、か細い泣き声をあげようとします。そのたびに、お母さんはよしよしと背中を軽く叩いてなだめたりしているのですが、赤ちゃんなので一度ぐずりだすと、なかなかやみません。席を立ってデッキに移動してなだめ、また戻るということを何回かされていたのですが、あまりに恐縮している風でお母さんが気の毒になりました。

私がサングラスをかけて表情が見えない上、黙って読書しているので気分を害していると受け取られたかもしれないと思い、逆に恐縮してしまったのです。
それで「大変ですね、何か月ですか?」と声をかけました。
お母さんは最初ハッとされたのですが、私が赤ちゃんを見て笑いかけたので安心されたように、「うるさくてすみません」と謝られました。
やっぱりかなり気を使われていたようで、生後数か月でどうしても親のいる東京へ行く用事ができてしまった事情を話されました。
私も赤ちゃん連れの外出では色々な体験をしたので、気持ちがよくわかりました。
結局、その後はお喋りしながら、赤ちゃんをあやしながらの旅になりました。

その車両は授乳などに使える多目室が近い車両で、子供連れの人には人気があると、その方に聞いて初めて知りました。
子供を泣かせて平気な人がいる一方で、こういうお母さんも沢山いるということは嬉しいことです。

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