新幹線に乗った時のエピソード

私は月に一度新幹線に乗ります

私は月に一度新幹線に乗ります。私の住む町は飛行機と新幹線の激戦区で、友人も新幹線派と飛行機派に見事に分かれる地域です。

さて、そんな私が昨年祖母を連れて上京する事になりました。
祖母は私と同じ新幹線派で、九州からでも絶対に飛行機は嫌だという人です。
祖母は九州新幹線に乗ってくるので、私は途中乗車で打ち合わせした同じ車両に乗り込みました。

しばらくは、持ち込んだお菓子やお茶でお喋りをしていたのですが、祖母は岡山を過ぎた所で、「新大阪では休憩ね」と言います。確かに、九州新幹線は新大阪が終点なので、ここで東海道新幹線に乗り換えます。祖母は、長く同じ姿勢でいると腰が疲れるから、新大阪で体操をするのだといいます。新大阪で、80歳の祖母が本当にラジオ体操を始めました。

一緒にいて少し恥ずかしかったけれど、私の頭はそろそろお弁当の事でいっぱいです。
車内販売の弁当も、最寄駅の弁当も色々と買いつくしたので、飽きていたのです。

でも、いつもは下車しない新大阪、きっと美味しいお弁当があるに違いないとホームの売店を見ると、美味しそうな京都弁当がありました。

JRの売る駅弁、勿論大阪弁当もあったけれど、ちょっと華やかで値段が少し高い、京都と銘打ったお弁当に目を奪われました。
祖母がラジオ体操をしている間、私は時間も忘れてお弁当選びに夢中。新大阪から東京までの道中、1時間の休憩で購入したお弁当に、二人とも大満足でした。

昔の列車の旅はこんな風に一日がかりだったのだと、祖母は満足そうに新幹線ののんびり旅を満喫していました。

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