新幹線に乗った時のエピソード

夏に仕事で新幹線に乗った時、不審者を見たことがあります

夏に仕事で新幹線に乗った時、不審者を見たことがあります。ドアなどの物陰に隠れて、二人の幼い兄弟をじっとつけまわしている、怪しい中年の男性でした。

ホームで新幹線を待っている時に、なんとなく視界に入ったのです。
なんか挙動がおかしいと思って、その人の視線の先をたどると、小さな子供たちを見ていることが分かりました。
最近は、幼い子供が狙われるひどい事件も多く、もしかしたらこいつも変質者もしくは変態かもしれない、と注意深く見張っていました。

自由席だったので、さりげなくその幼い兄弟と同じ車両に乗り、視界に入るような場所に座りました。
そのおかしな人も同じ車両に乗り、ますます疑念は深まるばかり。何かあったら取り押さえなければ、と思っていました。

そうして緊張しながら新幹線に乗っていると、幼い兄弟の下の子が突然立ち上がってこちらを向き「パパ!」と叫んだのです。
そして、あの不審者の元へ走っていきました。
不審者は「見つかったか」と笑っているので、兄弟の親のようでした。
要するに、子供二人の冒険旅行に心配でついてきてしまった親、という構図のようでした。

一人で勝手に勘違いして心配して警戒して、取引先に行く前にどっと疲れた体験でした。

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